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刷り伸び補正について

スクリーン印刷では、版の寸法(ポジ)に対して印刷物に差が生じ、見当が合わない場合があります。
桜井グラフィックシステムズのサーボ駆動型シリンダースクリーン印刷機では、補助機能として操作パネル上で刷り長を調整することが可能です。
ここでは、当社ロールツーロール印刷機 MSDR-30 における機能自動化(オプション対応)についてもご紹介いたします。

 刷り伸び補正(刷り長補正)機能とは

スクリーン印刷では、版の紗が瞬時に伸長しながら印刷する原理のため、デザインサイズに対して印刷パターンに伸縮が発生する場合があります。

* スキージにより版を被印刷物に押し当て(線接触)インキを転移させる
スクリーン印刷のしくみ


* 印刷中の紗の伸び
印刷 紗の伸び

< 当社シリンダー機のメリット >
操作パネルより補正値を設定し、シリンダーと版の移動を制御することによって、進行方向に対する印刷寸法の補正を可能としています。


補正機能の効果イメージ ( 印刷方向 -> )   * 補正精度は印刷条件により変化します 補正機能の効果

 刷り伸び補正の設定方法

試し刷りの結果と製版データとのズレ量を確認したら、印刷機の操作パネルよりポイントごとに任意の補正値を入力し、刷り長を調整します。

(1) 補正ポイント数の設定
(2) 補正位置と印刷調整値の設定
( 印刷開始位置 = 0 )
(3) 刷り長の補正曲線が表示されます









右の例では、印刷開始位置から30.0mmのところで版の絵柄を0.13mm縮めています。
また150.0mmの所では絵柄を0.10mm伸ばしています。







* 画像はイメージであり、偏差量など、実際の動作とは異なります。

 刷り伸び補正値の自動測定機能

当社 ロールツーロール印刷機 MSDR-30 では、CCDカメラアライメント技術の応用により補正値の自動設定が可能です。印刷寸法の調整時間を短縮し、精度の求められる印刷行程効率化をサポートいたします。

< 刷り伸び補正値測定の工程 >
* 2色重ね印刷の例

[ 1色目 ]
- アライメントマークと刷り伸び補正用マークを印刷
- 各印刷マーク ( = 補正ポイント )の位置を計測


[ 2色目 ]
- 次工程のアライメントマークと刷り伸び補正用マークを印刷
- カメラ位置に戻す
- 2色目のマーク位置を読取り、補正ポイントごとに1色目とのズレ量を計測


調整後の位置精度が規格内であると確認できたら通常印刷へ

* 特許情報
名称「被印刷媒体の伸縮量演算方法及び被印刷媒体の伸縮量演算装置」
文献番号: 特許6605659
公知日: 2019/11/13

お問い合わせ先

SI (システムインテグレート) 課
TEL : 03-3643-0490
E-MAIL : si_solution@sakurai-gs.co.jp